和歌山県すさみ町の旅<Page1>
(2002・9・22〜23)








「海が見たい。」
それは、僕がいつも心に抱いていることです。
海のシーズンの夏の間は特に、行きたい気持ちは募っていた。もちろん、誰かに負担をかけてしまうし、体力的にも行きたいと思ったからといって、簡単に行けるものではないので、実際に行くという発想はしていなかった。
ところが、両親も海が好きなので、行く行かないは別として、家族と海を見に行きたいなぁという話をしているうちに、 9月の連休にでも、行こうかということになってきました。
 最近、外出の際は、在宅介護支援センター「Party Party」のリフト付き車輛で送迎してもらっています。 それで病院に定期診察に行く際、お世話になっている移動介助のかっきーさんに道中の車の中で、その話をすると、センターでも旅行を企画されたりしているので、障害者が利用しやすい施設には詳しいということで、色々探して頂けるとの事.結局、旅先の選定から宿の手配、リフト車両での移動までして下さった。どうせ行くなら大勢で行った方が面白い。ということで、インターネットネットで知り合った友人達を誘うことを同時に決めました.両親、介助者含め、総勢9人が参加することになりました(うち車椅子4台) 旅行を敢行、約一か月前に行きたいと言いだす勝手な申し出に、目一杯応えて下さったかっきーさんに大いに感謝しています。


午前8時過ぎ、自宅前で、僕が乗るリフトカーと課長さん(ハンドル名で役職ではありません(^^;)、しーずさんの乗る車が合流して出発。お〜やん夫婦と待ち合わせしているすさみの道の駅へ向かいました。曇り気味だったけれど、山の合間を走る高速道路からの光景は日常から大きく離れた世界で、大満足。海が見えた時は、内心は子供並にはしゃぎ気味(^^;;;。
休憩をとった紀ノ川あたりからは、さすが特産品だけあって、みかん園が軒を並べていました。
御坊で高速を降り、次に休憩をとった南部あたりは日本一の梅の里といわれ梅林が至る所にある。調べてみると南部川村民の9割が南高梅関連の仕事をしていて役場には「うめ課」があるそうです。早春に来れば花見にも絶好の場所になります。またこのあたりから、のどかな海岸の町の風景が顔を出して、心ははずむ。しかし空腹もかなり堪えて来ました(^^;2時頃にすさみの道の駅にようやく到着。ネットでイノブータン王国という謎の施設が併設していることを知り、もちろん名前が王国だからといって、そんなには規模は大きくないだろうけど、写真のイメージから食べるところぐらいはあるだろうなと思っていました。ところが、王国という名前をつけるとは凄い発想力!ってぐらいの小さなの建物だったのでした(^^;;; ということで、ここでランチを取る目論見は粉砕されてしまいました。僕の不手際に巻き込まれた空腹が限界寸前の皆様、ごめんなさいm(__)m

営業妨害になるといけないので、注釈加えますが、この日はイノブータンランド自体は閉まっていました。上に上がって行くと牧場のようなところがあるそうです。道の駅としての役割は十分備えており、お土産屋は充実しているようでした。 すさみ道の駅イノブータンランド

恋人岬看板

課長さん達が食事所を偵察してきてくれて、辿り着いたのは恋人岬にある黒島茶屋というレストラン。このレストランは入り口に段差がなく、なにより美しい海の風景がパノラマで展望できる絶好のロケーションでした。車椅子で降りれる観光スポットを現地で探す予定だったので丁度よかったです。この恋人岬でお〜やん夫婦と合流しちょっと談笑タイム。
↑お〜やんとこーじ↑お〜やんの最新兵器
↑しーずさんとこーじ↑かっきーさん


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